猫と犬の詩（うた） 　　　　

　　本当の(掛声５音) 猫が好き 本当の(掛声) 犬が好き 猫が好き 犬が好き
　　　以上---前歌---

　　どっち　どっち　どっちなの
　　・扉の横の隙間から　そっと音無くやって来て
　　ひざの上に乗っかって　しっぽ丸めて目を細め
　　のどをゴロゴロ鳴らしてる　かわいいかわいい猫が好き
　　・大きなドアを押し開けて　しっぽふりふりやって来て
　　ぼくの前でおりこうに　止まれお手待てできるんだ
　　散歩大好き前を行く　元気な元気な犬が好き

　　・ある日　見慣れぬりっぱなイヌネコ　街にやって来た
　　「私をそばに置きなさい。きっとお役に立ちますよ。」
　　たくらみはしのび寄るネコのよう　喉元に来て爪を立てる
　　裏切りは愛想よきイヌのよう　肝心なときそばにいない

　　・凪(なぎ)の静かな海　　漕(こ)ぎ手なき船　微動(びどう)だにせず
　　時だけが過ぎ行く　絶望の黒　　・荒波に立ち向かう　勇気さえ奪う

　　・砂浜にひとりたたずんで　はるか遠くを眺めるの　
　　いつかしら何故かいなくなり　それからずっと会えないの
　　あなたは、どこにいるの　あなたは、何をしてるの
　　きっと（必ず）同じ海を見つめ、同じ月日(とき)を生きているはず、なのに
　　会うことのできないあなた、あなたに会いたい 会いたい 会いたいの
　　（柱時計の時を告げる音）２回
　　・街に道路ができました、街にホールが建ちました
　　街に人々集まって、潤う人もおりました
　　（柱時計の時を告げる音）２回と早く４回
　　・街の道路は広くなり、観光客も押し寄せる
　　にぎわう街の片隅で、うつむく人もおりました

　　・砂浜にひとりたたずんで　はるか遠くを眺めてる
　　あなたの悲しみや、あなたのいきどおり　かかえ
　　健(すこ)やかでありますように　幸せでありますように
　　信じ　願う　その強き想い　行動
　　私も、ささやかな声援を送ります

　　・しなやかな猫のように狭き道を抜けて・たくましき犬のように道なき道を行く
　　・輝ける猫のように、暗闇を抜けて・あきらめぬ犬のように、千里の道を行く
　　帰っておいで待ってるよ　みんな待ってるよ　待ってるよ

　　猫が好き 犬が好き 本物の(掛声) 猫が好き 本物の(掛声) 犬が好き
　　どっち　どっち　どっちも好き。     2024/05/22  著作ムラノコンタ

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　　”猫と犬の詩（うた）”ですが
　　５ねんほど前に詩を書いていたものに、昨年末から曲を付けたものです。
　　二人の知人に意見を聞きました。「ボーカロイドが生かされていない」へた、
　　「”猫と犬”と”拉致被害者へ”の取り合わせの工夫が不足」という感じでした。
　　当初、「木綿のハンカチーフ」みたいな掛け合わせの予定だったことにも
　　原因があるのでしょう。自分では目いっぱい、力不足な感じです。
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